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【ネタバレあり】『死印』のプレイ感想!【章ごとの感想】

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※画像は全てPS4のシェア機能を使って撮影しております。 

 

なゆきでございます! こちらはホラーゲーム『死印』のプレイ記でございます。章ごとに分けて感想を書いていきます。※この記事には感想に必要な範囲でネタバレがございます。

 

(2018年9月13日 森のシミ男、くちゃら花嫁、ずう先生追加 )

(2018年9月14日 観音兵追加)

(2018年9月16日 雨の赤ずきん追加) 

 

 

花彦くん

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舞台は学校です。1章だからか、行動できる範囲は狭めでした。2階に行こうとすると謎の蛇の大群により行けないという仕様です(笑)


主な仲間が3名で、探索は特に誰が必要とかもなかったですね。誰を連れて歩いても良さげでした。


仲間により特徴が違うと説明があったはずだけど、1章だからでしょうか? (花彦くんは大人が嫌いなので、ボス戦では大人キャラは駄目とかあったみたいです。)


どこらへんだったかな? 警備員さんが襲撃されたぐらいだったと思うんですが、詰まってしまって1時間ぐらい彷徨ってたんですよね(笑) 職員室に入るまでは良かったんですが、下の戸棚を開けるまでが長かった。調べ方に順番があったみたいです。ちゃんと読んでなかったなー。


それから気になったのが、ちょいちょい入る一枚絵がなんかこう…狙ってますよね(笑)


最初はめちゃくちゃ怖かったのです。でも花彦くんの過去を知ると逆に可哀想になって怖くなれない! ポケモンでいうと草タイプですね。しかも花彦くん。ボス戦で鏡だけ出した時に「赤いの足りない…」みたいなこと言ってくれます。


ヒントくれる花彦くん、めちゃくちゃ優しいよ!!

森のシミ男 

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舞台は樹海。シミ男がめちゃくちゃ気持ち悪いっ!! 絵が上手すぎて、たびたび入る一枚絵が強烈すぎるんです。


ブツブツした集合体が苦手な私は見るだけで体の力が抜けてしまいました。そんなイラストが満載だよ!


あとはボス戦。かなり苦戦したんですよ~。この章で気づいたのですが、どうやらボスの倒し方には2種類あるようです。ボスを破壊するか、救済するか。前回の花彦くんは偶然上手く倒せたみたいでした。


救済するためには『乾いた根』ではなく『草の根』が必要なようで、スタート地点から真っすぐ行った突き当たり。そこの右側の草むらを調べた先にアイテムがありました。ちなみに霊感があるキャラが必要です。

山小屋でシミ男が今来てるから逃げなきゃっていうイベント後に再度戻って探索していたら『ドンドンドンッ!!!』という音が定期的になるのですが、キャラ達が無反応なんですよ。


「えっ、大丈夫なの??」と不安に思いつつ調べていたのですが何も起こらなかったです。キャラが反応しないだけに余計怖かったー。

 

ボス戦で苦戦しまくったと書きましたが、はちみつを間違ったタイミングで使ったら、シミ男に「あーあ。もったいね」みたいな反応されてイライラ倍増でした(笑)

くちゃら花嫁

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舞台は電話ボックスと前回で登場した樹海です。くちゃら花嫁に電話するところが怖い! 最初のくちゃくちゃくちゃって聞こえてくるところですでに怖いっ!!

 

自分だったらその時点で耐えられなくて切ってるわ。でも突然切ったら逆に良くないことが起きそうで余計怖くなる。


今のところ一番好きな怪異です。ホラーって怖いだけじゃなくて物悲しさも描けるジャンルだと思っているんですが、まさに今回のエピソードがそうだったなと思いました。


前回のシミ男は共感しづらさがあって、不気味で理解できない存在への恐怖があったのですが、くちゃら花嫁は怖さと悲しさと共感できる部分が混ざり合ってたのですよね。


運よく選択肢も正解を選べたので、あんまりくちゃら花嫁自身に傷つけられた印象もなく、最後に謝罪の電話をくれるあたり、全然悪い人じゃない(笑)


ボス戦も易しめで分かりやすくて、好感度高いっす。探し物を教えてくれるっていうのはどこから来てるのか不思議だったのですが、彼女自身が見つけたいものがあったからかなーと。


悲劇性が強いエピソードなので良かったねでは済まされないのですが、愛犬と再会して浄化される様子は胸に来るものがあります。

ずう先生 

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舞台はまた学校ですね。マッドサイエンティストっていうイメージのずう先生。あと映画『SAW』で出てくる動物のマスクも思い出しましたね。


自ら怪異になったずう先生はなかなか面白いデザインをしています。はじめて全貌を見た時に思ったのは「キメラっぽい」でした。怪異になる前どんな女性なのか想像すると面白い。


今までのエピソードをみると、奇数の章が悲劇的な内容といった印象です。最初マンホールだらけの通りに行って、地下を発見してワクテカしていたのですが、また学校が舞台なんですよー。


目新しさが感じられず、何故かテストをさせられるという謎展開でした(笑) とにかくめんどくさかった。テスト失敗で霊魂が尽きるとずう先生にやっつけられるのですが、どうやら頭が良い人間だった場合、実験しようとしてたみたいなんです。テストが出来ても出来なくても、理不尽なずう先生でした(笑)


怖さは半減しましたが、ガチでずう先生が追いかけてきた場合は怖すぎる。ダチョウの足らしいから、逃げられる気がしないもん。

観音兵

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舞台は地下です。4章でもちらっと出てました。一応オリジナルの最終章ということで、主人公の正体や主人公にシルシを付けた怪異も判明します。


観音兵も怖いというより可哀想。


大体の怪異が心無い人間に傷つけられた者ばかりで、怖さより哀愁の方が強いです。ボス戦まで姿を一切現さないし喋らない。どういった人物なのか全然見えて来ない今までにないタイプでしたね。


名前からくるイメージ通りの姿でした。めちゃくちゃ強そう! ボス戦後に真相へとそのまま続くので、ちょっとそっちに持ってかれたような印象を受けました。


今までが中ボスクラスだったと思うほどの、ラスボスの禍々しさ(笑) そりゃそうだよなー。怪異にシルシの能力を与えるほどの力だし、他の怪異みたいに救済とかもないもんね。特に可哀想なエピソードもなく、純粋な恐ろしさだけがありました。


しかも力を一時的に抑えてるだけで、根本的な解決法は見つからずに終わるんですよね。最強すぎる。


邪悪な者の封印が解かれて災いが降りかかる系ストーリーでした。ラスボスが長々と喋るところがあって一部が赤字になっています。それだけを読むとアナタヲクイタイになるんですよね……。


こわっ!!!


何そのアピール。なんとか全員を生還させたので彼らの後日談も見れたのですが、実にあっさりしてました。でも主人公と交流が続いてる者も多数いて、仲良さげなのが何気に嬉しかったです。

雨の赤ずきん

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舞台はホテル。後日談的な位置づけの追加シナリオで、本編で協力した印人が再登場します。ちなみにグッドエンドへ到達すると、この6章へ入れるみたいですね。グッドエンドへの行き方は、印人を全員生還させることです。


シルシがなくなった後の世界なので、一体どんな話が展開されるんだろうとワクテカでした。この章で発見したことがあって、けっこうキャラクター同士のやりとりも面白いかもしれない(笑)


本編でそこまで意識して読んでたわけではないのですが、今回はよりキャラたちがイキイキしてたように感じました。一回もパートナーにせず、どんな人物かいまいち分からないまま さよならしたキャラもいて、実はこんな人なんだなーと知れたのは自分的には良かったです。


そして今回の怪異は、赤いレインコートを着た女性。いかにも都市伝説っぽい。怪異になった人の方が可哀想で、追い込んだ人物の方が酷い。けっこうお約束になって来てますよね(笑) 最初はやっぱり赤いレインコートの子が怖かったのですが、その子を追い込んだ大人たちの方が理解不能すぎて怖いです。

 

怪異の真の姿は意外でした。赤ずきんということで、そこからイメージしてたのですが予想外のが飛び出てきましたね。物語では、中盤ぐらいかな? そこらへんで今回の怪異の正体に思い当たるのではないでしょうか。


主人公がけっこう怪異に対して思いやりを見せる人物で好感が持てました。忠告されていたし同感ではあるけど、主人公の魅力だと思うとそれも良いのかなー。


ちなみに6章も、破壊ルートと救済ルートがあります。あまり内容に変化はないのですが、破壊ルートは後味悪いです!(笑) グッドエンド後の話ですし、救済ルートの方をおすすめします!!

 

『死印』プレイ感想まとめ

 

 やっとクリアしましたー!!! ここまで読んでくださりありがとうございました!