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映画版『バイオハザード1』の感想。1作目は何度観ても面白い!

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なゆきです! 相変わらずホラーです! こちらは映画版『バイオハザード』 1作目の感想記事です。ネタバレあります。こちらの作品、日本ではPG-12指定の映画となっておりますのでお気を付け下さいねー。

 

 

映画版バイオ1の魅力

主なジャンル:ホラー、ゾンビ、アクション


皆さん、バイオハザードというゲームはご存知ですか? カプコンから発売されているサバイバルホラーゲームなのですが、現在では本編・派生作品含めるとかなりの数作られています。ホラーゲーム好きと周囲に言えば、大体バイオハザードを想像する方が多いですよねー。

 

そしてこちらの作品はバイオハザードを実写映画化したもの。ゲームの内容をそのまま実写化したかと言うとそうでもなくて、ストーリーやキャラクターはゲームとほぼ関係なくオリジナルのものとなっております。主人公のアリスも映画版オリジナルキャラでゲームには登場しません。


ゲームと共通しているのは、ゾンビなどのクリーチャーやアンブレラ社、T-ウイルスの存在ぐらいですね。なのでゲームを知らなくてもホラー映画として楽しめますよ! ちなみに映画版は6作品で完結しております。


そして映画版バイオと言えばミラ・ジョヴォヴィッチさん! 大好きな女優さんなんです!! もう綺麗でカッコいいんですよ。私の中でアクション女優で一番に思いつくのはミラさんです。

 

主人公達の目的は地下研究所からの脱出となります。登場人物は一般人ではないのですが、ゾンビに対処しきれず防戦一方になってしまうんですよね。


でもホラーは主人公サイドと敵サイドのバランスが大事だと力説したいです! 個人的には主人公サイドは弱くてもいい。主人公達の強さは頑張れば勝てるレベルなのが良いですね。

 

その方が燃えるから(笑)

 

原作初期の雰囲気を壊さずに、アクション要素やホラー要素がバランス良く描かれいます。原作をそのまま実写化した内容ではないので、オリジナル要素をどこまで受け入れるかは個人差がありますよね~。

 

何だかんだ一番怖いのは1作目だと思う(※6作目は未視聴)

6作目は未視聴なので断言はできないですが、5作目までの中で一番怖いのは1作目だなと思いました。


・地下施設でゾンビに四方を囲まれた状態。
・制限時間があり、唯一の入口が数時間後に完全に閉まる。
・BOSS『リッカー』。

 

対抗手段にも限りがあるし、結構な追いつめられ具合ですよね。舞台が地下の研究所なのも怖いです。全体的に暗くてジメジメした雰囲気があって、閉鎖感があり窮屈な感じが良く出ていたと思います。ホラーの定番の水場があるのも良い。


どこからでもゾンビが出てくるので、ドキドキしながら観てたなー。当時観ていた時は本当に怖かった覚えがあります。もう何回も観てるので今は怖いとは思いませんが、この空気感はやはり好きですね。


プロローグのバイオハザードが発生するところは、もろにパニック映画って感じで引き込まれます。エレベーターの女性は今でも覚えてるシーンです。


瓶(?)が一つ割れただけで、バイオハザードが発生するのって怖いですよね。そんな職場で絶対働きたくないや。

女性主人公・アリスの活躍

本作の主人公はアリスという27歳の女性。アンブレラ社の社員です。

 

・設定
地下研究所は地上部分が洋館になっています。任務は地下研究所入口の警備でしたっけ。レッドクイーン(人工知能)の防衛機能により、ガスを浴びて記憶喪失の状態です。

 

・衣装
防御力の低そうな赤いドレスを身に着けています。物凄い寒そう。シリーズで一番印象に残ってる衣装でもありますが、サバイバル向きの服ではないですよね。よく無事だったなと感心します。

 

・強さ
アリスは記憶を失っているので最初こそ戦ったりしないのですが、徐々に記憶を蘇えって来て本来の強さを取り戻すのが面白いです。身体が覚えていて、自分でも知らずに動いていたって感じでした。


登場人物の中でもなかなか強いです。複数体の素早いケルベロスを倒すところが凄い。久しぶりに観たけど、やっぱり戦うアリスはカッコいいです! 何が好きって、綺麗で格好良かったからだった。

 

・性格
性格的には、気が強い女性なのかな。レインとタイプが近い気がするけど、レインの方がよりワイルドな感じです。仲間の生存を優先していたり、アンブレラ社の暗躍を知って阻止したり。クールに見えるけど、主人公らしく良心的な人物だと思います。


シリーズが長くなると、どうしても主人公が強くなりすぎて全然怖くなくなってしまう作品がありますよね。本シリーズもそんな感じなんで、一番共感しやすいのはやっぱり1作目かなと思います。

バイオと言えばやっぱりゾンビ!

ゾンビものでも感染範囲とか走る走らないとか、けっこう様々なタイプがありますよね。こちらのバイオはゲーム版の世界観を引き継いでいるので、動物でもゾンビになります。


バイオハザードではクモやサメ、植物や虫も出てくるからバラエティ豊かなのが魅力なんですよ。本作ではゾンビ、ケルベロス(犬)、リッカーの3種類が出てきます。空気感染するし、噛まれてもダメ、引っかかれてもダメ。けっこうな感染力です。

 

リッカーは本作のボスでして、ゲームでも登場してます。外見は一緒だけど、映画とゲームでは設定が違うんでしょうか。元々は人間です。映画版は直接T-ウイルスを人体組織に注入して生まれたらしいですね。

 

最近までゾンビの見栄えってどの映画も一緒だと思ってたんですが、中には凄いクオリティの低いゾンビもいるみたいなんですよね。ゾンビっぽさに欠けると言いますか。本作のゾンビはちゃんとしてますよ(?)


特にケルベロスのクオリティは高いと思いました。頑張って演技したのかなと思うと可愛い(笑)


知ってる人がゾンビになって出てくると、何とも言えない切なさがあります。 

仲間キャラがカッコいい!!

ほとんどの仲間がやられちゃうけど、初登場の窓突き破って入ってくるとかめちゃカッコいいです!

 

特に好きなのはミシェル・ロドリゲスさん演じるレイン。好きなんですよ~。恰好もすごい似合ってるし、ワイルドで素敵です。作中でもかなり活躍してくれてましたね。かなりゾンビに噛まれていた気がします(笑) レインは男前で、ぶっきらぼうだけど、仲間思いって印象でした!


隊長さんもけっこう好きだったので、割と序盤でいなくなっちゃうのが惜しいです。

 

シリーズの中では控えめだけど、カッコいいアクション!!

シリーズが進むにつれアクションがど派手になっていく本シリーズ。本作もアクションはけっこうあるのですが、一番控えめに感じますね(笑)


あんまりキャラクターが敵をバッタバッタ倒しすぎてしまうと緊張感が薄れてしまうので、ホラー要素を大切にしたいならこれぐらいがちょうど良いと思います。アリスも強めだけど一般人の域を超えていないので、ギリギリで勝ててる感じが出てますね。


アクションシーンの中では、ケルベロスに跳び蹴りを入れるのが好きです。あとは最後のリッカー戦。ゲームのボス戦を彷彿とさせます。 

主人公と敵対しているように見えるレッドクイーン

なんとなく本作の象徴的存在にも思えます。研究所の電気や扉の開閉など。全てを制御している人工知能がレッドクイーンです。


主人公サイドと敵対しているように見えるのですが、やってることはウイルスを外に出さないための措置なんですよね。一見するとレッドクイーンが悪いように感じてたけど、よくよく考えてみたら元凶は人間なんだよなー。


一応ゾンビに対する知識もアリス達に与えていましたし、忠実に仕事をこなしていただけに思えました。合理的で人間に対する情は一切ないですが、感染者を外に出したら大変なことになるのは事実ですしねー。


まあ冷たいことに変わりないです。問答無用でガスまいたのは、忠告したところで地上に逃げようとして感染を広げるだろうからでしょうか。


ワクチンも数が少なくて対処しきれないから。でもせめて主人公たちに、ゾンビ以外のことも説明があって良かった。シャットダウンされなかったかもしれないよ。


結局誰が悪いって、『T-ウイルス』を持ち出してバイオハザードを発生させた人間なんですよ。そしてレッドクイーンをシャットダウンしたことにより問題が深刻化したので、主人公らの行動がかえって悪影響になってしまっている。


正確に言えば、任務を優先させたカプランの判断によるものなんですが、ここでワン隊長が生きていたなら、どう判断したかなと気になりますね。 

『バイオハザード』の配信情報

1作目は原作の設定を生かしつつ、オリジナル要素もバイオの世界に合っていたので良かったなー。特にミラ・ジョヴォヴィッチさんが良い! 結局一番の理由はそこでした(笑)

 

公開は2002年。時間は100分ですね。 

 

・見放題の配信情報について

【Hulu】✖

【NETFLIX】✖

【Amazonプライム】〇(字幕・吹き替え版あり)

(※2019年2月19日確認)